2024.12.08
- 設備保全・補修
クレーンは月次・年次点検が義務づけられています!クレーンの点検・メンテ・修理ならお任せください!
ホイストクレーンは数100kgを超える重量物を運ぶため、適切な点検・メンテナンスを蔑ろにしていると各種部品が摩耗し、
故障や不具合が発生し、大規模な事故にもつながりかねません。
実は、このような背景から、ホイストクレーンは法律で年次・月次点検が義務付けられています。
クレーンについて、こんなお困りごとはございませんか?
・適切な点検・メンテナンスの時期が分からない…
・月次・年次点検をどこに頼めばいいかわからない…
・長期間、メンテナンスを行っていない…
・急ぎで点検・メンテナンスを行ってほしい…
ホイストクレーンは月次・年次の点検義務があります!
天井クレーンの点検やメンテナンスは大変重労働になることが多く、点検を疎かにしている人も多くいるのではないでしょうか。
しかし、労働安全衛生法第45条で吊り上げ荷重0.5トン以上のすべての天井クレーンは1年以内に1回点検、
そして1か月に1回の自主点検が義務付けられています。
その中でも特に年次点検は厚生労働省によって、細かく検査と判定の基準が定められています。
さらに、検査結果を3年間保有しておくことが求められます。
つまり、ホイストクレーンの月次・年次点検を行っていないと、大規模な労働災害につながる恐れのみならず、
法律違反にもつながりかねないのです。
ホイストクレーンの故障時の症状
また、点検を行っていたとしても、クレーンは摩耗・劣化・電気系統の不具合などで、様々な故障が懸念されます。天井クレーンが故障すると、重量物の製品の運搬ができなくなることで製造ラインや出荷作業が止まり、納期遅延が余儀なくされるだけでなく、修理に莫大な費用がかかるリスクもあります。このような事態を防ぐために、天井クレーンの故障前の初期症状についても簡単にご紹介します。
1.異音
クレーンの動作中に聞きなれない音や金属が擦れるような音が発生する場合、モーターやギアに異常がある可能性があります。
2.不規則な動き
通常の操作時に動作が遅れたり、変わった動きがみられる場合、制御系統などに問題がことが考えられます。
3.異常な振動
普段と異なる振動が発生した場合、ワイヤーロープやシャフトの摩耗などが原因です。
4.制御パネルの異常
制御パネルにエラーコードが表示されたり、操作に支障がきたしている場合、制御機器のメンテナンスを行う必要があります。
ホイストクレーンの修理・メンテナンス事例のご紹介
ご相談内容
当事例では、お客様より「ホイストの巻下がボタンから手を離しても止まらない…」とご相談いただきました。
そこで、当社にて要因調査、並びに対策案を模索しました。
クレーンの異常
当社の提案・施工内容
回収したホイストを調べてみると、電源が入っていないにも関わらず巻下用の電磁接触器がONになった状態であり、
制御ボックス内に白い石のようなものが多数見られました。調査を進めていくと、制御ボックス内の抵抗が割れており、
その破片が電磁接触器の接点可動部に挟まったことにより動作不良を起こしていることが判明しました。
そこで、制御ボックス内・電磁接触器周りの破片を取り除いた上で、動作不良の元凶であった抵抗を交換し、
クレーンの正常化を実現しました。
お客様によりますと、最近ホイスト本体を柱に何度かぶつけてしまったことがあったそうです。
長年使っていたホイストですから抵抗が経年劣化で破損した可能性もありますが、物理的に破損してしまったのかもしれません。
ホイストクレーンのお困りごとはサイテックまで!
当社では、クレーンに関するお困りごとにも対応しています。
クレーン工事の豊富な施工実績がございます。クレーンの修理・メンテナンスのご依頼もお気軽にサイテックまでご相談ください。
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