2024.09.16
- 設備保全・補修
外国製PLCの国産化
PLCなどの制御装置は、工場を運転するうえで非常に重要な装置の一つです。日本の事業所では、国内製のほかに外国製の制御装置も使われています。設備導入時に外国製の設備を導入したため、それに付随して制御装置も外国製のものを導入したというケースがあるからです。
しかし、そんな外国製の制御装置を使用していると、あるタイミングで困りごとが発生してしまう場合があります。
それが、主に故障時と更新時です。
制御装置の一般的な更新期間は約10年と言われています
制御装置が故障すると、最悪工場全体が一定期間停止してしまいます。
そんな事態を防ぐために定期的なメンテナンス・更新が必要ですが、ここで外国製ならではの課題が発生する場合が
あります。
外国製制御装置の更新時の課題一覧
外国製制御装置を使用する際に直面する課題として、以下のようなものがあります。
- 海外製の為、制御部品の調達に莫大な時間とコストがかかる
- 設備更新のための工場停止時間が長くなってしまう
- 保守費用が高い
- 製造ラインの改造をしたいが、外国製制御装置との対応をしていない
- 以前の代理店がなくなり、どこに頼めばよいかわからない
- 当時のエンジニアがいなくなり、対応できる人がいない
- 図面や説明書が英語で、よくわからない
このように、外国製ゆえに設備更新にコストと時間がかかる、何かトラブルが発生したときに迅速な対応ができない、といった問題が生じることもあります。
国内製制御装置への切り替え
上記のようなお困りごとを抱えているお客様に、私たちは「国内製制御装置への切り替え」を提案しています。
国内製のものへと変えることで、次のようなメリットがあります。
<国内製制御装置への切り替えのメリット>
- 国内の汎用品を用いるため、調達にかかる時間とコストを大幅に削減できる
- 更新のための工場停止期間を短縮できる
- 対応可能なエンジニアや会社が多く、トラブルに対して迅速に対応できる
- メンテナンスが簡単になる
国内製の制御装置に変更することで上記の課題を解決し、その後のメンテナンスなどに費用と期間の面で大きな
メリットをもたらします。
岡山県倉敷市の電気工事会社
私たちサイテックは、岡山県倉敷市の電気工事会社です。
倉敷市内や岡山県内の事業者様を中心に、これまで多くの工場の電気設備の工事を行ってきました。
シーメンス製から三菱電機製への変更事例など、制御装置の外国製から国内製への変更の施工事例も
豊富にございます。
倉敷、岡山の事業者様で制御装置の更新期間が迫っている方、過去に制御装置の更新・修理等で困った経験がある方は、お気軽に私たちにご相談ください。